東海道五十三次の宿場町14個目は吉原宿、次は蒲原宿です。
富士川渡船場跡
富士川渡船場跡。こういうのは車やバイクだと気付かず通り越してしまう。 pic.twitter.com/hkx6sX1e8j
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) June 19, 2019
富士川渡船場跡があります。岳南水神社では船着場の近くでこの辺りを守っている神社です。
- 富士川
- 最上川
- 球磨川
と並んで日本三大急流の一つです。昔は橋がなかったですから、300 M の川幅を渡し船で渡っていました。江戸時代から大正13年までは橋がなかったんです。この岳南の安全のために祀られたのが水神社です。 そこそこ下流だと思うんですが意外と流れも強いですね。
岩淵名産 栗の粉餅
しばらく進むと岩淵の一里塚があります。日本橋からは37里目、約145 km のところです。岩淵名産栗の粉餅を売っていたということです。この辺りはみかん畑も広がっています。東海道は今では結構細い住宅街に入ってきます。電柱になぜか掛け時計がかかっていたりします。鶴屋というお店では和菓子だけでなく洋菓子も売ってます。柏餅と書いてあります。創業57年老舗のお菓子屋さんです。昔の名物なんですが今もあります。栗の粉餅130円です。大福みたいな感じですがこしあんで刻んだ栗が入っています。昔のレシピを栗・砂糖などで再現しています。上にかかっているのが栗の粉です。ショートケーキは330円いちごムースが入っています。結構爽やかです。富士川駅から近くです。
蒲原宿の元旅籠 おやすみ処 和泉
和泉屋おやすみ処#さわやかウォーキング 新蒲原駅コース pic.twitter.com/uIT70zy46t
— ゆでだんご (@yudedango) October 20, 2019
もうすぐ蒲原宿
富士市から静岡市に入るともうすぐ蒲原宿になります。ここには江戸時代から残る建物があります。静岡市清水区で蒲原宿の看板があります。昔ながらの古い家に新しい家も入ってきています。
塗り屋作りのなまこ壁
建物が蔵みたいな感じの「なまこ壁」白と黒の壁です。塗り屋作りと言って、土蔵造り比べて壁の厚みは少ないが、外壁を土や漆喰で塗り上げて、火事にならないようにしています。昔からあるようなお茶屋さんがあります。本当に東海道五十三次を歩いてる人いるんですね。本当に時代劇の中に入ったような感じです。
おやすみ処 和泉屋
元旅籠で旅館の跡です180年経っていますが、蒲原で1番古い建物です。おやすみ処 和泉屋と言います。
間口で税金が決まっていたので間口を狭く、奥が長くということでうなぎの寝床と呼ばれています。低い屋根の理由は、「偉い方が通った時に上から見下ろしてはいけない」ということで、大名行列や参勤交代のあった東海道では屋根を低く作っています。